パワーハラスメントにあい、精神を病んでしまった。
このようになるとは思ってもみなかったです。復職の道もありますが、戻っても元の部署と聞いていますし、よくても最初だけ、また元の状況に戻るだろう、と。なので転職で梶切りです。
初回では転職活動をするにあたり
・休職中に影響したお金事情とは
休職に至った経緯とは
10年以上続けた営業職。自分のミスをめぐり上司からみんなの前で暴言を吐かれ延々叱責。
ミスは自分が悪いし、指摘することは上司の仕事なので良いのですが、
内容と状況には大問題。
次の日から毎日、特に夜になると頭に映像が流れ続け、何時間も涙が止まらない&眠れない。
でも多忙な職場ゆえ休めない。今までで一番しんどかったです。
2か月ほどたったある時、社内保健師から救いの連絡が。
こうして一部始終を伝え、休む調整に入りました。
かかわってくれた人を大切にしたかった
保健師は来週からすぐ休んでください、と。今思えば本当に大変な状況だったんですね。
商談中の案件もある
忙しいのに残る同僚に迷惑かけてしまう
長くいるとそんな急には、との思いが離れなかったです。責任感の強さから?(←自分でいうな)
結果、来週すぐ休み・・・は年末年始休みもはさんだため1か月後となりました。
仕事をお得意様への電話挨拶と庶務と同僚への引継ぎに減らしてもらい、
幸い上司は常駐していないため、顔を出すとわかった日を公休日にしてもらう。
この配慮は正直助かりました。
1か月後からは40日残っていた、有給消化に入りました。
診断書をもらうまでの時間が盲点だった!
有給から休職への変更は診断書の提出が必要です。
眠れていなかったので、心の不安定ということで精神科に行くことになりました。が、精神科の予約が激混みでとれず、初診は2~3か月まちの病院がほとんど。ここは盲点。
しばらくお世話になるかも、と思うとあまり遠い病院も困るし、評判も多少は気になる。
何件電話しただろうか・・・
日時限定とはなりますが、ご都合いかがでしょうか。
しばらく仕事から、会社から離れることが、回復への道との話です。
休職中に影響したお金事情とは?
傷病手当金の受給
傷病手当金はお休み中の収入補填制度のひとつ。治療のための休暇や、他から収入をえていないことなどの条件はありますが、
一般的に3日の連続待期期間、(公休日も含みます)が過ぎれば、4日目から最大1年6か月まで
さかのぼり12か月間の給与平均(標準報酬月額といいます)の3分の2にあたる金額がもらえます。
※勤務から12か月未満の方は計算が違います
◎参考に協会けんぽの例を載せておきます→傷病手当金について 協会けんぽ
社会保険は
先の傷病手当金から支払うことになります。義務とはいえこれが結構痛い。
勤務先の福利厚生確認(団体保険や民間保険など)
私の会社では、民間保険による働けない時の上乗せ制度というものがありました。
(こちらは待期期間90日ありました、加入の保険によって違うと思われます)
傷病手当とあわせて8割まで補填される保険を給与天引きで入っていました。
民間ですので、傷病手当金と別で書類を提出する必要がありますが、
良かったのは会社を通しての加入のため、休職中が会社から保険会社に伝わっていて、受給対象ではないかと連絡がきたことです。
病院代など
・半月に一度通院 診察費用は1回1500円くらい
・投薬代 保険適用で月に3000~10000円くらい(私はカウンセリングのみ)
・勤務先に提出する診断書 1通300円、毎月提出する必要があります。
・民間保険会社に提出する診断書(保険会社専用書式が必要です) 1通5000円
※私が加入の保険会社は毎月ではなく、最大5回(5か月分)までまとめて請求可能でした。
非課税所得ならではの影響
傷病手当金は生活に大変助かる一方、給与ではなく、非課税所得となります。
そのため、受給中の期間はこれらに影響がでてきます。
・年末調整で戻ってくるお金(臨時収入だーって喜んでいる方もいると思います)
・ふるさと納税(できますが、お得にはならない)
・医療費控除(年10万以上、確定申告するもの)